春夏秋冬、失敗しないのはどの季節? 外壁塗装・屋根塗装工事に適した時期
2022.1.7
目次
今回は、塗装工事を行う季節についてご紹介します。
外壁や屋根は、一年を通して建物を守っています。梅雨時や積雪シーズンは、一般的に塗装工事には向かないと言われていますが、建物に発生する急なトラブルに季節は関係ありません。
塗料のメーカーからも推奨されている環境として、基本的に
気温が5℃以上
湿度85%以下
であれば、季節を問わず塗装工事は可能です。
春夏秋冬、時期ごとに気をつけておきたいポイントは、気温が5°より低くならないか、湿度が85%より高くなってしまわないか、それから工事を安全に進めることができるかの3点です。
どの季節でも安心して塗装工事を行っていただけるよう、この記事が参考になれば幸いです。
【春は、外壁塗装・屋根塗装にぴったりの季節】
春は、気温や湿度の関係から、外壁塗装や屋根塗装の工事にぴったりの季節です。
花粉や黄砂の飛来により、塗装工事に影響が出てしまうのでは? と心配をされる方がいらっしゃいますが、ご安心ください。花粉や黄砂が塗装工事に影響を与えることは、まずありません。
外壁や屋根の塗装工事を行う際には、必ず初めの工程で外壁などの水洗いを行います。
そのため、壁に元々付着していたゴミや汚れは、水洗いの工程でしっかりと落とされます。
また、塗装工事中は、建物の周りに飛散防止シートを設置しています。
飛散防止シートは、周囲への塗料の飛散を防ぐだけでなく、シートの外側からの汚れの侵入を防ぎます。
そのため、塗装の仕上がりに大きな影響を及ぼすような、大きなゴミや汚れの粒子は、塗装工事中の建物に近づくことができません。
春の塗装工事は、花粉や黄砂の影響より、これからくる梅雨シーズンに備えられるメリットの方が大きいです。
「新年度を前に、外壁や屋根の状態が気になってきた…」という際は、春の外壁塗装・屋根塗装工事を検討してみてはいかがでしょうか。
→【外壁塗装・屋根塗装は、梅雨前に終わらせたほうがいい理由】
【夏の外壁塗装・屋根塗装は、台風と梅雨に注意】
【湿度85%以下であれば、梅雨でも外壁塗装・屋根塗装はできる】
梅雨のシーズンでも、塗装工事が可能です。
ですが、高すぎる湿度には注意が必要です。
また、塗装面が濡れていたり結露したりする場合も、塗装工事を行うことができません。
湿度が85パーセントを超えている場合、塗膜に膨れ、はく離、 割れ、白化、シミが発生してしまう可能性が高くなります。
どれだけ丁寧に下地を補修していたとしても、塗装時の条件が悪いと、せっかく塗った塗料が十分な性能を発揮できず、塗り直しになってしまう最悪のケースも考えられます。
天気によっては梅雨のシーズンでも問題なく外壁塗装・屋根塗装の工事が可能です。また、やむを得ず湿度の高い環境で塗装工事を行わなくてはいけない場合、強制換気を行い湿気を飛ばすことで、塗装が可能になることもあります。
「梅雨どきの塗装は絶対に無理!」ということはありません。
塗装工事の時期で悩まれている場合、まずは一度、当社までご相談ください。
工事を行うタイミングなどについて、ご提案させていただきます。
【足場を組んで行う塗装工事は、台風情報に注意】
屋根など、高い所の塗装工事を行うときは、作業のための足場を設置します。
台風が発生した場合、安全に作業を進めるためだけでなく、強風の影響で工事中の建物に影響が出ないよう、注意が必要です。
周りへの影響を防ぐため、具体的には、飛散防止シートを畳む、足場の固定を行う、台風により大きな被害が予想される時は、一時的に足場を撤去するなどの対策を行います。
塗装工事を行っている建物はもちろん、周りの建物などにも影響が出ないよう、安全を確保します。
工事に影響のありそうな台風が発生した場合は、台風のルートや風の強さなど、情報に注意しながら工事を進めていきましょう。
【秋は塗装のベストシーズン。でも台風情報には警戒を】
秋は、気温や湿度の条件がよく、降水量も比較的少ないため、塗装に適したシーズンといえます。
一方で、秋口には大型の台風が発生することもあるため、足場を組んだ塗装工事を実施する時には、引き続き台風情報に注意が必要です。
タイミングによっては、工事の予約が埋まっていることもあるため、秋に塗装工事を希望される場合は、早めの日程調整をおすすめします。
お問い合わせから施工までの流れは、 「塗装工事の流れ」にてご紹介しています。
初めての塗装工事で、何から始めればいいかわからないという場合は、是非「外壁塗装がはじめての方へ」のページをご覧ください。
【冬の外壁塗装・屋根塗装は、気温5度以上の環境で】
気温が5℃以上、湿度85%以下の環境であれば、冬でも塗装工事が可能です。
ですが、塗装面が濡れていたり、雪が積もったりしている場合には、せっかく塗った塗料が剥がれてしまったり、十分な性能が発揮できないことがあります。
冬場に外壁塗装・屋根塗装工事を行う際は、天候と相談し、工事のスケジュールを決定しましょう。
また、天気や気温などの関係で今すぐに塗装工事を行えない場合でも、外壁や屋根の状態を確認し、メンテナンスの計画を立てることができます。
ご自宅の外壁や屋根に、「こんな症状には要注意」のお手入れのサインが出ていないか、日頃からこまめにチェックしてあげることをおすすめします。
お手入れのサインを発見した場合には、塗装工事のタイミングなどについて「住まいの無料診断」よりご相談ください。
【外壁塗装工事のタイミングに迷ったら、まずは住まいの無料診断を】
春夏秋冬、どの季節であっても、外壁塗装・屋根塗装工事を行うことができます。
時期ごとに気をつけておきたいポイントは、気温が5°より低くならないか、湿度が85%より高くなってしまわないか、それから工事を安全に進めることができるかの3点です。
塗装工事のタイミングに迷ったときは、ぜひINGコーポレーションにご相談ください。
INGコーポレーションでは、屋根や外壁などの状態を診断する「住まいの無料診断」を実施しています。
国家資格を持った一級塗装技能士が、現場に足を運び、外壁や屋根の状態を丁寧に確認し、メンテナンスの方法やタイミングをご提案させていただきます。
無理な勧誘は絶対にいたしません。
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