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外壁に欠かせないコーキング!補修方法は2種類!

2022.4.30

 

建物の外壁にあるコーキングの役割をご存じでしょうか?

コーキングには建物を守るためのさまざまな役割があり、外壁には欠かせないものなのです。

今回は、外壁に欠かせないコーキングについて、注意すべき劣化症状とともに解説します。

また、劣化した際の補修方法には2種類の工法があります。

それぞれの工法についても詳しく解説するので、外壁コーキングの劣化が気になっている方は、ぜひ参考にしてメンテナンスをおこないましょう。

 

 

 

 

外壁コーキングについて

 

 

外壁と外壁の間にあるコーキングの存在自体は知っているものの、建物にとってどのような役割を持っているのか知らない方もいるのではないでしょうか。

まずは、コーキングとはなにか、その役割とともに解説します。

 

 

コーキングとは?

コーキングとは外壁と外壁の隙間を充填することで、建物内部への雨水の侵入を防ぐことを目的としています。

さらに、地震などの揺れから建物を守るクッションのような役割も持っています。

また、コーキングの寿命は約5~10年です。

 

 

外壁にコーキングは必要?

コーキングは、水の侵入や揺れから建物を守ってくれるので、建物の耐久性を保つためには必要不可欠です。

また、コーキングに劣化症状があるにもかかわらず放置した場合、耐久性が低下し続けて雨漏りの原因にもなってしまいます。

そのため、劣化症状が見られた場合は早急に対応することが大切です。

外壁コーキングの劣化症状については、次で解説します。

 

 

 

 

注意すべき外壁コーキングの劣化症状

 

 

一般的に外壁コーキングのメンテナンスは、5~10年ほどが目安とされています。

しかし、それよりも早く次のような劣化症状が発生した場合は、早めのメンテナンスをおすすめします。

 

 

肉やせ

肉やせとはコーキング材自体が瘦せてしまい、厚みが薄くなってしまうことです。

コーキングには可塑剤という成分が入っており、肉やせは経年劣化によって可塑剤が浮き出ることが原因となるのがほとんどです。

また、充填したコーキング材が少なかったことが原因でなることもあります。

肉やせによって厚みがなくなることで隙間ができてしまいますが、その隙間によって必ず雨漏りするわけではありません。

そのため緊急性はありませんが、コーキングの劣化が始まっている初期症状だと把握しておきましょう。

 

 

ひび割れ

コーキングのひび割れの原因は、紫外線を浴び続けることによる経年劣化がほとんどです。

コーキングの可塑剤が紫外線によって気化してしまうと、コーキングの伸縮性が失われてしまいます。

その結果、コーキングにひび割れが起こってしまうのです。

また経年劣化以外にも、施工不良が原因となることもあります。

例えば、コーキング材の量が足りなかったケースや、外壁材との相性がよくないコーキング材を選んだケースなどです。

コーキングの施工をしてから数か月~1年以内ほどで、コーキングのひび割れが起こった場合には、施工不良が原因の可能性が高いでしょう。

 

 

剥離

ひび割れがさらに進行してしまうと、剥離が起こります。

剥離とは外壁材とコーキング材が密着していないことで隙間が開き、剥がれてしまうことです。

剥離の原因のほとんどが、経年劣化によってコーキング材が縮み固まってしまうことです。

また施工の際に、プライマーの塗布が十分でなかったことが原因となることもあります。

プライマーには接着材の役割があるので、十分に塗られていないとコーキングが密着せず剥がれやすくなるのです。

そして剥離が発生すると、その隙間から建物に雨水が入ってしまい外壁の強度が低くなることで、外壁材に割れや反りが起こる可能性があります。

 

 

 

 

外壁コーキングの補修方法

 

 

外壁コーキングに、肉やせ・ひび割れ・剥離などの劣化症状が見られた場合、雨漏りなどを防ぐために補修をしなければいけません。

コーキングの補修には、「打ち替え」と「増し打ち」の2種類の工法があります。

どちらの工法が適しているかは、劣化が起こっている箇所によって異なります。

 

 

打ち替え

打ち替えとは、古いコーキングを全て撤去してから新しいコーキングを充填する方法です。

全てのコーキング材が新しくなるため、外壁との隙間をしっかり埋めることができ、防水性を確保することができます。

そのため、コーキングに劣化が見られた際には、基本的に打ち替えによる補修をおすすめします。

 

 

増し打ち

増し打ちとは、古いコーキングは残したままで、その上から新しいコーキングを充填する方法です。

基本的にコーキングは打ち替えによる補修がおすすめですが、箇所によっては増し打ちが適している場合もあります。

増し打ちが適している部分は、サッシまわりや入隅部分です。

この部分で打ち替えをおこなってしまうと、コーキング撤去の際に外壁も剥がれてしまう可能性があります。

そのため、古いコーキングの撤去が困難なのです。

このような場合は、増し打ちによるコーキング補修をおこなうことになります。

 

 

当社のコーキング工事については、「オートンイクシード」からご確認ください。

 

 

 

 

まとめ

外壁のコーキングは、防水性・耐久性を保つためにとても重要なものです。

また、コーキングは経年劣化などにより劣化して、その劣化を放置してしまうと雨漏りの原因になってしまいます。

そのため、早めにメンテナンスをすることが重要です。

 

*K*

 

 

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