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屋根の葺き替え工事とは?屋根材選びのポイント

2022.7.16

屋根の葺き替え工事とは?屋根材選びのポイント

 

屋根は雨風や紫外線などから建物を守ってくれる大切な部分です。

また雨風や紫外線の影響を直接受けるため、外壁よりも劣化しやすい傾向にあるのです。

そのため定期的なメンテナンスをおこない、場合によっては葺き替え工事をする必要があります。

今回は屋根の葺き替え工事について、メリットやデメリットとともに詳しく解説します。

これから屋根のリフォームを検討している方は、葺き替え工事でのポイントもしっかりと押さえておきましょう。

 

 

 

 

屋根の葺き替え工事とは?

 

屋根の葺き替え工事とは?屋根材選びのポイント

 

葺き替え工事といわれても、どのような工事なのかわからない方も多いでしょう。

まずは葺き替え工事とはどのような工事か、またメリットとデメリットについても解説します。

 

 

葺き替え工事とカバー工法の違い

屋根のリフォームには「葺き替え」と「カバー工法」があります。

 

・葺き替え:古い屋根を全て撤去して新しい屋根に取り替える方法

・カバー工法:古い屋根はそのままで上から新しい屋根を被せる方法

 

どちらの方法がよいかは、屋根材の種類や劣化状態などで判断します。

 

既存の屋根材が瓦屋根の場合、カバー工法にて上から屋根材を固定することが困難です。

このようにカバー工法そのものができない屋根材には、葺き替えをおこなうことになります。

また劣化がひどい場合は下地も劣化している可能性が高く、釘やビスが効かないケースもあるため、新しい屋根を固定することができません。

そのため、劣化が激しい場合も葺き替えが必要です。

 

一方カバー工法が向いているのは、下地の劣化がなく耐震性の不安がない場合です。

使用する屋根材はガルバリウム鋼板を用いることが多く、軽いものなので建物に負担をかけません。

またカバー工法の場合は屋根材を撤去する必要がないので、工事期間と費用を抑えることができます。

リフォームを早く安くおこないたいと考えている方には向いている工法です。

 

 

葺き替えのメリット

葺き替えのメリットは以下になります。

 

・自然災害が防げる

・家の寿命が延びる

・耐震性が高まる

 

葺き替えは屋根全体のリフォームになるので、雨漏りなどの自然災害を防ぐことができます。

その結果、家の寿命が延びることにもつながるのです。

また既存の屋根が重い瓦屋根だった場合、スレート屋根やガルバリウム鋼板などの軽い屋根材に葺き替えることで耐震性が向上します。

 

 

葺き替えのデメリット

葺き替えには、建物の耐久性が高まり寿命が延びるという大きなメリットがありますが、メリットがあればデメリットも存在します。

葺き替えのデメリットは以下になります。

 

・費用が高い

・廃材が出る

 

カバー工法の場合は既存の屋根材をそのまま使用しますが、葺き替えの場合は既存の屋根材を全て撤去するので撤去費用がかかってしまいます。

また、全て撤去することで廃材が出てしまうというデメリットもあります。

廃材が出ることで近隣へ迷惑がかかってしまうことがあるのです。

 

 

当社の屋根リフォームについては、「屋根葺き替え・カバー工法」からご確認ください。

 

 

 

 

葺き替え工事での屋根材の種類

 

屋根の葺き替え工事とは?屋根材選びのポイント

 

屋根材には、以下の種類があります。

 

・スレート屋根(耐用年数10~30年)

・ガルバリウム鋼板(耐用年数30~40年)

・アスファルトシングル(耐用年数20~30年)

・日本瓦(耐用年数20~50年)

 

スレート屋根は現在の住宅で使用されることが多い屋根材で、デザインが豊富で安いというメリットがあります。

しかし一方で耐久性が低く劣化しやすいので、10年に一度くらいで再塗装をおこなう必要があります。

 

ガルバリウム鋼板は金属屋根の一つで、軽いので建物にかかる負担を軽減することができ、デザイン性にも優れています。

 

アスファルトシングルは耐久性や防水性などに優れていますが、施工できる業者が少ないというデメリットがあるのであまりおすすめはできません。

 

日本瓦などの瓦屋根は耐久性がとても高いのですが、屋根材が重く費用も高いといったデメリットがあります。

 

 

 

 

葺き替え工事での屋根材選びのポイント

 

屋根の葺き替え工事とは?屋根材選びのポイント

 

葺き替え工事の際には、屋根材選びをしなければいけません。

最後に屋根材の種類と屋根材の選び方について解説します。

 

 

耐久性・耐用年数で選ぶ

屋根材によって耐久性や耐用年数が異なります。

耐用年数が高い屋根材は日本瓦です。

価格やデザインは気にせず耐久性だけを重視したい方は、日本瓦を選ぶとよいでしょう。

 

 

価格で選ぶ

価格が高い屋根材と価格が低い屋根材を比較すると、2倍ほど価格が変わることもあります。

価格の安さを基準として屋根材を選ぶのであれば、スレート屋根やガルバリウム鋼板を選ぶとよいでしょう。

 

 

デザインで選ぶ

屋根は家のイメージを左右する重要な箇所なので、デザインを重視する方は多いでしょう。

デザインも屋根材によって大きく異なるため、デザイン性を重視したい方はスレート屋根やガルバリウム鋼板がおすすめです。

 

 

 

 

まとめ

屋根の葺き替え工事は古い屋根を全て撤去して新しい屋根に変えるので、自然災害を防げて建物の寿命が延びるというメリットがあります。

葺き替える際の屋根材にも種類があり、自分の目的に合った方法で選ぶとよいでしょう。

 

*K*

 

 

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