事前に知って快適に!塗装工事期間中の過ごし方。【後編】
2019.4.17
お待たせいたしました!
今回は後編をお届けします。(前編はこちら)
まず、前回のおさらいから。
塗装工事の流れと、私たちがお客様からよくいただく質問について確認しておきましょう。
塗装工事の流れ(詳しくはこちら)
① 塗装業者が近所への挨拶周り
② 仮設足場の設置
③ 高圧洗浄
④ 養生
⑤ 劣化補修(下地処理)
⑥ 塗装1回目(下塗り)
⑦ 塗装2回目(中塗り)
⑧ 塗装3回目(上塗り)
⑨ 仕上げ・チェック
⑩ 足場解体
⑪ 工事完了
工事をする際に聞かれる質問BEST5
① 工事期間中に外出はできる?
② 窓は開けられる?
③ 洗濯物は干せる?
④ エアコンや給湯器は使える?
⑤ 騒音は大丈夫?
それでは後編の解説です!
工事をする際に聞かれる質問BEST5
④ エアコンや給湯器は使える?
●エアコンの使用は可能●
例えば暑い夏場に窓を開けられないのは考えただけでも辛い状況ですが、塗装業者はエアコンが使用できるように室外機を養生しますので、使用して問題ありません。
ただし、下記の場合については使用できませんので、事前にしっかりと確認をしましょう。
・外壁洗浄時
高圧洗浄の工程ではエアコンに水が入ってしまう恐れがあるため、必ず養生をする必要があります。一時的ではありますが、エアコンは使用できません。
・施工に問題が生じる場合
室外機が設置されているベランダを塗装する場合は使用できません。エアコンを使用することによって結露水が出てきてしまい、塗装が流れてしまう恐れがあるためです。
・作業上、危険性が乗じる場合
吹き付け工法や溶剤系塗料を選択した場合、吸気によって家の中に匂いや塗料がエアコン機器の中に入る可能性があるため、その工程中は使用できないことがあります。
基本的にはエアコンの使用は可能ですが、工程上の都合や施工、家屋の造りなどにより変わってきます。
窓も開けられず、エアコンも使えないとなると、夏場は室内で生活できなくなってしまいますので、契約する前に、いつ、どんな場合に使用が制限される可能性があるのか、しっかり業者に確認しておきましょう。
●給湯器は使用不可●
室外機と同様に、屋外に設置されている給湯器。同じく養生されますが、こちらは、養生中は一切の使用ができません。なぜなら、養生した状態で給湯器を稼働させると、不完全燃焼で発生した一酸化炭素が室内に流れ、一酸化炭素中毒になったり、給湯器の故障や発火が起きたりするため、非常に危険だからです。
塗装を行わない間には養生が取り外されますが、ご自身の身を守るためにも、使用してもよいかどうか、必ず職人に確認、養生が外されていることを目視で確認しておきましょう。
工事をする際に聞かれる質問BEST5
⑤ 騒音は大丈夫?
塗装工事中の騒音は、下記の工程時に発生してしまいます。
・足場の組み立て・解体時の金属音(塗装の流れ②仮設足場の設置、⑩足場解体、期間:各1日)
・屋根・外壁の汚れ落とし(③高圧洗浄、期間:1日)
・金属のサビ落としをする際の削り音(ケレン、⑤劣化補修、期間:1〜2日)
足場に関しては、最初と最後。高圧洗浄とケレンに関しては塗装が始まる前に行われるので、実際の塗装工事が始まってしまえば、あまり音はしなくなるでしょう。
ただし、事前に知らされていなかった近所の住民がいた場合、
トラブルになってしまう恐れもありますので、必ず近隣への挨拶回りで連絡しておきましょう。
2回にわたり、お客様からよくいただく質問について、ご説明させていただきました。
INGコーポレーションでは、工事期間中も快適に過ごしていただくため、
お客様からご質問をいただかなくても事前にご説明しておりますので、ご安心ください。
(それ以外のご質問もこちらで確認できます!)